内容紹介
舟ふねが出ようとすると、
「おオい、ちょっとまってくれ。」
と、どての向こうから手をふりながら、さむらいがひとり走ってきて、舟にとびこみました。
舟ふねは出ました。
さむらいは舟のまん中にどっかりすわっていました。ぽかぽかあたたかいので、そのうちにいねむりをはじめました。
黒いひげをはやして、つよそうなさむらいが、こっくりこっくりするので、子どもたちはおかしくて、ふふふと笑わらいました。
お母さんは口に指をあてて、
「だまっておいで。」
といいました。さむらいがおこってはたいへんだからです――
目次
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飴だま
朗読時間:4分29秒

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著者情報
朗読者情報
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秋共憬希
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(あきともけいき)
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声優 ナレーター
■主な出演作
<オーディオブック>
「アンデルセン童話全集 はだかの王様と88のおはなし」
<You tube>
「ピーピングライフ-World History#31天竺からの帰還」三蔵法師役
<webアニメ>
「ネット社会の歩き方」小学校の先生、お母さん
<ゲーム>
「テストドライブアンリミテッド」キャッシャー役
<教材用ビデオ、DVD>
「アサーショントレーニング」紺野ひかる役など
「メンタルヘルス対策啓発DVD」吉本恵子役
「サイバー犯罪防止教室用DVD」ネットバンク担当者役
「人権啓発ビデオ 私たちの声が聴こえますか」副音声
■その他の活動
住宅展示場のイベントに紙芝居で参加
「ひだまりの樹」朗読会に参加
レビュー
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子供と一緒に聞いた。途中どうなるかと子供はドキドキしたようだが、話の結末を聞いて安心していた。良いお話。
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短い作品なのに、長編なみの内容があるような気がしました。お母さんの気持ちになって聴くと面白さが倍増するでしょう。
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短いのに、なかなか寄席のような話で好みです。凝っている風でもないのにサクッと楽しめるという所が良い。
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