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セメント樽の中の手紙

セメント樽の中の手紙

著者: 葉山嘉樹

朗読: 竹原てん

総朗読時間:12分03秒

ジャンル:文学・詩歌,短編小説

サンプル試聴:
【内容紹介】
葉山嘉樹による短編小説

松戸与三はセメントあけをやっていた。外の部分は大して目立たなかったけれど、頭の毛と、鼻の下は、セメントで灰色に蔽われていた。彼は鼻の穴に指を突っ込んで、鉄筋コンクリートのように、鼻毛をしゃちこばらせている、コンクリートを除りたかったのだが一分間に十才ずつ吐き出す、コンクリートミキサーに、間に合わせるためには、とても指を鼻の穴に持って行く間はなかった。

※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。

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目次

  • セメント樽の中の手紙
    朗読時間:12分03秒

セメント樽の中の手紙
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著者情報

葉山嘉樹

福岡県京都郡豊津村生まれ。1924(大正13)年、最初の小説『牢獄の半日』が「文芸戦線」に掲載。この短編はさして話題にのぼらなかったが、1925年に『淫売婦』、1926年に『セメント樽の中の手紙』が、同じく「文芸戦線」に掲載され、一躍注目されるようになった。さらに長編『海に生くる人々』を発表。日本プロレタリア文学の記念碑的な傑作と絶賛された。

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朗読者情報

竹原てん 竹原てん

長いこと声のお仕事をしてきました。
朗読を学んでから芝居を学び、現在は朗読と芝居が自然に融合した作品を目指しています。

聴く人のイメージをかき立てるような朗読をお届けしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

»この朗読者の作品一覧へ

レビュー

  • 耳順です。初期プロレタリア文学の旗手と言われるが、人間味溢れる作品。なのに主人公の心情が結末まで読み取れない。秀逸な小品!

  • 何だか悲しくせつなくて、少し背筋がゾクッとする話だった。
    でも途中で終わった感がするのはこの設定の為だろうか(・・?

  •  葉山嘉樹の作品は初めて聞きましたが、聞いているうちに小林多喜二の蟹工船を思い出しました。当時の労働者の過酷な労働条件が描かれている点では似ていると思いました。またミステリー作家のような恐ろしい事態に次第に心を奪われてしまいました。なんとも表現が上手いですね。

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