無料オーディオブックがたくさん!耳で聴く本(きく本) kikubon(キクボン)| 声優・ナレーターの声と演技で楽しむ朗読サイト!SF・ミステリ・ファンタジー! 

無料で聴けるオーディオブックが390冊以上!SF/ミステリ/ファンタジー
声優・ナレーターが朗読する聴く本

レビューはこちらから投稿いただけます。

※投稿頂きました内容は、当サイトや告知活動、一部SNSなどでご紹介させていただく場合がございます、あらかじめご了承ください。
※ネタバレを含む内容があった場合、編集させていただくことがございます。ご了承ください。
※30文字以上でご入力ください。

文字数:0

投稿する

×
黄金風景

黄金風景

著者: 太宰治

朗読: 大力

総朗読時間:11分34秒

ジャンル:文学・詩歌

【内容紹介】
海の岸辺に緑なす樫の木、その樫の木に黄金の細き鎖のむすばれて   ―プウシキン―

私は子供のときには、余り質のいい方ではなかった。女中をいじめた。私は、のろくさいことは嫌いで、それゆえ、のろくさい女中を殊にもいじめた。お慶は、のろくさい女中である。林檎の皮をむかせても、むきながら何を考えているのか、二度も三度も手を休めて、おい、とその度毎にきびしく声を掛けてやらないと、片手に林檎、片手にナイフを持ったまま、いつまでも、ぼんやりしているのだ。


※この作品は、差別用語に該当すると思われる語句が使用されているが、作品が発表された時代背景を考慮したことと、著者に断りなく文章を改変する事は著者の創作意図を正確に伝える事が出来なくなる可能性もあるので、そのままと致しました。
黄金風景スマートフォンページ

ご購入いただいたコンテンツはスマートフォンでもお楽しみいただけます。
スマートフォンの場合、ダウンロードして聴けるアプリ「kikubon(キクボン)」(無料)をご利用いただけます。
(タブレット(iOS、Android)、iPod Touchにも対応)
左記QRコード、または下記アドレスよりアクセスできます!
https://kikubon.jp/product.php?aKey=204

目次

  • 黄金風景
    朗読時間:11分34秒

黄金風景
黄金風景スマートフォンページ

ご購入いただいたコンテンツはスマートフォンでもお楽しみいただけます。
スマートフォンの場合、ダウンロードして聴けるアプリ「kikubon(キクボン)」(無料)をご利用いただけます。
(タブレット(iOS、Android)、iPod Touchにも対応)
左記QRコード、または下記アドレスよりアクセスできます!
https://kikubon.jp/product.php?aKey=204

X(旧twitter)ボタン facebookでシェアする LINEで送る mixiチェック

※PCではストリーミング配信のみとなります。

一括購入(無料)

著者情報

太宰治

津軽の大地主の六男として生まれる。共産主義運動から脱落して遺書のつもりで書いた第一創作集のタイトルは「晩年」(昭和11年)という。この時太宰は27歳だった。その後太平洋戦争に向う時期から戦争末期までの困難な間も、妥協を許さない創作活動を続けた数少ない作家の一人である。戦後「斜陽」(昭和22年)は大きな反響を呼び、若い読者をひきつけた。

»この著者の作品一覧へ

朗読者情報

大力 大力

【movie】
「空を知らないカイコガは飛べる事を知らず地を這い回るのか」/
「ソフテン!」/「ドッチ!?」
【舞台】
「幕末太陽傳」/ 「銀河英雄伝説」シリーズ/ 「未来につむぐ」/「永遠の空」/ 「夢幻能劇- 野望の時代」/ 「令嬢ジュリー」/ 「夢の劇」/「鳴かぬなら‥」/ 「バカとロミオとジュリエット」/ 「巌流島でまってるね」他
【TV】
テレビ朝日「ドクターX3」/TBS 『コスメの魔法2』/ テレビ朝日『刑事部屋』/SkyPerfectTV/ ディズニーチャンネル「PlanetEnglish」
【CF】
キリンビール「勝ちT 勝ち樽日本応援」
編朝日フード&ヘルスケア「アクティオ」
【V シネマ】
「トリツキ」/ 「透明変態人間」/ 「G.F.G」/ 「ヤンキーロード」/「ローリングQ」/ 「G.Y.T」他
【スチール】
日経BP 社「日経アントレ」
【VP】
NEC iEXPO
【ナレーション】
「絶対に怖い動画3 ヤバイ映像SP」

»この朗読者の作品一覧へ

レビュー

  • 落ち着いた語り口で紡がれる物語に惹きこまれ、あっという間でした。昔語りの時、現在の時、口調の卑屈さや性根が良く表現されていて太宰治らしさがよく出ています。
    とても素敵な声で、低音なのに聞き取りやすくスッと耳に入ってきます。
    場面の変遷、情景が目に浮かぶようでした。
    是非もっと色々な作品を読んでいただきたいです。

  • 終わり方が最高でした。
    太宰治という人の、弱く儚い心持ちの中にも、いつも心の真ん中にある優しさと人としての正しさが、読み手の背中も正してくれるようです。

  • 先が見えない語り口が、不安感を高めました。作中に出てくる女性の気持ちを読者がいかようにとらえるかが、ポイントの小説です。

このシリーズの他の作品他の作品も見る