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半七捕物帳(41)一つ目小僧
著者: 岡本綺堂
朗読: 竹原てん
総朗読時間:30分01秒
ジャンル:推理・ミステリ・サスペンス・ホラー,歴史・時代小説
岡本綺堂による時代推理小説
嘉永五年八月のなかばである。四谷伝馬町の大通りに小鳥を売っている野島屋の店さきに、草履取りをつれた一人の侍が立った。あしたの晩は十五夜だというので、芒売りを呼び込んで値をつけていた亭主の喜右衛門は、相手が武家とみて丁寧に会釈した。野島屋はここらでも古い店で、いろいろの美しい小鳥が籠のなかで頻りに囀っているのを、侍は眼にもかけないような風で、ずっと店の奥へはいって来た。
※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。
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目次
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半七捕物帳(41)一つ目小僧
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朗読者情報
- 竹原てん
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長いこと声のお仕事をしてきました。
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朗読を学んでから芝居を学び、現在は朗読と芝居が自然に融合した作品を目指しています。
聴く人のイメージをかき立てるような朗読をお届けしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。