内容紹介
私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執っても心持は同じ事である。よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。
※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。
目次
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上 先生と私
朗読時間:3時間54分50秒
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中 両親と私
朗読時間:1時間58分09秒
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下 先生と遺書 (前半)
朗読時間:3時間3分35秒
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下 先生と遺書 (後半)
朗読時間:3時間9分49秒

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著者情報
朗読者情報
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海老沢潮
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男性ナレーター
この朗読者の作品一覧へ
オーディオブック作品を多数朗読。
企業VP、TVCM等への出演実績多数。
レビュー
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若い頃読んで途中で挫折してしまいましたが、こういう形で大作を読めて、素晴らしい時間でした。読み手が素晴らしく、時間を忘れて聞くことができました。
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生々しいこころを吐き出すような文面は、朗読で聞いているといたたまれなくなりました。
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引き込まれて、一気に聴いてしまいました。
内容も朗読も、とても好きです。
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