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こころ

こころ

著者: 夏目漱石

朗読: 海老沢潮

総朗読時間:12時間6分24秒

ジャンル:文学・詩歌

サンプル試聴:
【内容紹介】
夏目漱石による小説

私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執っても心持は同じ事である。よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。

※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。

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目次

  • 上 先生と私
    朗読時間:3時間54分50秒

  • 中 両親と私
    朗読時間:1時間58分09秒

  • 下 先生と遺書 (前半)
    朗読時間:3時間3分35秒

  • 下 先生と遺書 (後半)
    朗読時間:3時間9分49秒

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著者情報

夏目漱石

慶応3年1月5日(新暦2月9日)江戸牛込馬場下横町に生まれる。本名は夏目金之助。帝国大学文科大学(東京大学文学部)を卒業後、東京高等師範学校、松山中学、第五高等学校などの教師生活を経て、1900年イギリスに留学する。帰国後、第一高等学校で教鞭をとりながら、1905年処女作「吾輩は猫である」を発表。1906年「坊っちゃん」「草枕」を発表。1907年教職を辞し、朝日新聞社に入社。そして「虞美人草」「三四郎」などを発表するが、胃病に苦しむようになる。1916年12月9日、「明暗」の連載途中に胃潰瘍で永眠。享年50歳であった。

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朗読者情報

海老沢潮 海老沢潮

男性ナレーター

オーディオブック作品を多数朗読。
企業VP、TVCM等への出演実績多数。

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レビュー

  • 若い頃読んで途中で挫折してしまいましたが、こういう形で大作を読めて、素晴らしい時間でした。読み手が素晴らしく、時間を忘れて聞くことができました。

  • 生々しいこころを吐き出すような文面は、朗読で聞いているといたたまれなくなりました。

  • 引き込まれて、一気に聴いてしまいました。
    内容も朗読も、とても好きです。

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