犬のいたずら

総朗読時間：6分24秒

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内容紹介

去年の十二月の三十一日の真夜中の事でした。一匹の猪と一匹の犬がある都の寒い寒い風の吹く四辻でヒョッコリと出会いました。
「ヤア犬さん、もう帰るのかね」
「ヤア猪さん、もう来たのかね」
と二人は握手しました。
「もうじき来年になるのだが、それまでにはまだ時間があるから、そこらでお別れに御馳走を食べようじゃないか」
「それはいいね」
二人はそこらの御飯屋へ行って、御飯を食べ始めました――

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著者情報

夢野久作: 本名・杉山泰道。右翼の大物・杉山茂丸の子として生まれ、はじめ農園経営に従事。僧侶、新聞記者などを経て、作家に。死の前年に書かれた大作『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇味と幻想性の色濃い作風で日本文学にユニークな地歩を占める。
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朗読者情報

秋共憬希: （あきともけいき）
声優　ナレーター

■主な出演作
＜オーディオブック＞
「アンデルセン童話全集　はだかの王様と８８のおはなし」
＜You tube＞
「ピーピングライフ-World History#31天竺からの帰還」三蔵法師役
＜webアニメ＞
「ネット社会の歩き方」小学校の先生、お母さん
＜ゲーム＞
「テストドライブアンリミテッド」キャッシャー役
＜教材用ビデオ、DVD＞
「アサーショントレーニング」紺野ひかる役など
「メンタルヘルス対策啓発DVD」吉本恵子役
「サイバー犯罪防止教室用DVD」ネットバンク担当者役
「人権啓発ビデオ　私たちの声が聴こえますか」副音声

■その他の活動
住宅展示場のイベントに紙芝居で参加
「ひだまりの樹」朗読会に参加
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レビュー

耳順です。初期の九州日報シリーズ。因果応報ぽいが、題名との関わりが…。私の読みが浅いのかな。
6歳の娘と聞きました。いたずらすると、こらしめられるの！？と心配になってしまったので、次は夜ではなくお昼に読もうと思います。
夢野先生の作品は短いので、手軽に聴けるのが利点であるように思います

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