レビューはこちらから投稿いただけます。
※投稿頂きました内容は、当サイトや告知活動、一部SNSなどでご紹介させていただく場合がございます、あらかじめご了承ください。※ネタバレを含む内容があった場合、編集させていただくことがございます。ご了承ください。
※30文字以上でご入力ください。 ×
半七捕物帳(3)勘平の死
著者: 岡本綺堂
朗読: 竹原てん
総朗読時間:1時間11分10秒
ジャンル:推理・ミステリ・サスペンス・ホラー,歴史・時代小説
岡本綺堂による時代推理小説
歴史小説の老大家T先生を赤坂のお宅に訪問して、江戸のむかしのお話をいろいろ伺ったので、わたしは又かの半七老人にも逢いたくなった。T先生のお宅を出たのは午後三時頃で、赤坂の大通りでは仕事師が家々のまえに門松を立てていた。砂糖屋の店さきには七、八人の男や女が、狭そうに押し合っていた。年末大売出しの紙ビラや立看板や、紅い提灯やむらさきの旗や、濁った楽隊の音や、甲走った蓄音機のひびきや、それらの色彩と音楽とが一つに溶け合って、師走の都の巷にあわただしい気分を作っていた。
※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。
※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。
ご購入いただいたコンテンツはスマートフォンでもお楽しみいただけます。
スマートフォンの場合、ダウンロードして聴けるアプリ「kikubon(キクボン)」(無料)をご利用いただけます。
(タブレット(iOS、Android)、iPod Touchにも対応)
左記QRコード、または下記アドレスよりアクセスできます!
https://kikubon.jp/product.php?aKey=639
目次
-
半七捕物帳(3)勘平の死
朗読時間:1時間09分58秒
ご購入いただいたコンテンツはスマートフォンでもお楽しみいただけます。
スマートフォンの場合、ダウンロードして聴けるアプリ「kikubon(キクボン)」(無料)をご利用いただけます。
(タブレット(iOS、Android)、iPod Touchにも対応)
左記QRコード、または下記アドレスよりアクセスできます!
https://kikubon.jp/product.php?aKey=639
※PCではストリーミング配信のみとなります。
一括購入(無料)著者情報
朗読者情報
- 竹原てん
-
長いこと声のお仕事をしてきました。
»この朗読者の作品一覧へ
朗読を学んでから芝居を学び、現在は朗読と芝居が自然に融合した作品を目指しています。
聴く人のイメージをかき立てるような朗読をお届けしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
レビュー
-
最近書かれた小説と言われても違和感のない作品で驚いた。この作品を無料で聴けるのはよかった
-
岡本綺堂の達意の文章が好きで、昔随分読み込みました。半七捕物帳も、テレビ時代劇の捕物帳とは一線を画す文学作品で、取り上げていただいて嬉しいです。
半七の声を低くしているのが重く感じられ、江戸言葉の歯切れよさが伝わらないのが残念ですが、読み手が女性で、多数の男性登場人物を演じ分ける大変さもお有りと思います。
気になったことがいくつか。勘平はカンペイと読みます。カンベイではありません。文字清の住まいはシタヤです。常磐津の女師匠は私はモジフサ、モジキヨと読んでいました。間違いがあってはいけないと思い、手元の本を見ましたが振り仮名ががありません。昔の方には当たり前で振り仮名などいらなかったのでしょうが、正しい読み方を教えていただければ幸いです。磔の講釈をするところはハダカウマではないでしょうか。
決して朗読を貶めるつもりはありませんので、このレビューは非公開にしていただいて結構です。