レビューはこちらから投稿いただけます。
※投稿頂きました内容は、当サイトや告知活動、一部SNSなどでご紹介させていただく場合がございます、あらかじめご了承ください。※ネタバレを含む内容があった場合、編集させていただくことがございます。ご了承ください。
※30文字以上でご入力ください。 ×
文字禍
著者: 中島敦
朗読: 井田愛里紗
総朗読時間:24分26秒
中島敦による短編小説
文字の霊などというものが、一体、あるものか、どうか。
アッシリヤ人は無数の精霊を知っている。夜、闇の中を跳梁するリル、その雌のリリツ、疫病をふり撒くナムタル、死者の霊エティンム、誘拐者ラバス等、数知れぬ悪霊共がアッシリヤの空に充ち満ちている。しかし、文字の精霊については、まだ誰も聞いたことがない。
※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。
※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。
ご購入いただいたコンテンツはスマートフォンでもお楽しみいただけます。
スマートフォンの場合、ダウンロードして聴けるアプリ「kikubon(キクボン)」(無料)をご利用いただけます。
(タブレット(iOS、Android)、iPod Touchにも対応)
左記QRコード、または下記アドレスよりアクセスできます!
https://kikubon.jp/product.php?aKey=655
目次
-
文字禍
朗読時間:24分26秒
ご購入いただいたコンテンツはスマートフォンでもお楽しみいただけます。
スマートフォンの場合、ダウンロードして聴けるアプリ「kikubon(キクボン)」(無料)をご利用いただけます。
(タブレット(iOS、Android)、iPod Touchにも対応)
左記QRコード、または下記アドレスよりアクセスできます!
https://kikubon.jp/product.php?aKey=655
レビュー
-
中島敦の名文を朗読でも堪能できて嬉しいです。文字がある限り、この作品は残りそうです。現代まで世界に広く続いている文字禍は未来にも続いていくのだろうと、確信させる作品です。
井田愛里紗さんの朗読で心地良く楽しめました。 -
耳順です。「ゲシュタルト崩壊」、大学時代の心理学にあったなあ。正直、今でもよくわからん。でも、作家はそんなまだ定説にもなっていないことを壮大に演じさせてしまう。凄いの一言。
-
朗読者の落ち着いた話しぶりが素晴らしかった。文字は文明を作り、素晴らしいものとされているが、中島敦は人類にとって文字はわざわいであるととらえているところが斬新だった。