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悪妻論
著者: 坂口安吾
朗読: 三浦勝之
総朗読時間:14分15秒
ジャンル:エッセイ・自伝
坂口安吾によるエッセイ
悪妻には一般的な型はない。女房と亭主の個性の相対的なものであるから、わが平野謙の如く(彼は僕らの仲間では大愛妻家といふ定説だ)先日両手をホータイでまき、日本が木綿不足で困つてゐるなどゝは想像もできない物々しいホータイだ。肉がゑぐられる深傷だといふ無慙な話であるけれども、彼の方が女房の横ッ面をヒッパたいたことすらもないといふ沈着なる性格、深遠なる心境、まさしく愛猫家や愛妻家の心境といふものは凡俗には理解のできないものだ。
※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。
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目次
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悪妻論
朗読時間:14分15秒


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レビュー
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妻ということは、
悪妻か良妻かを判断するのは夫。
安吾がとやかく言う問題ではない。 -
坂口安吾節の悪妻論について考えさせられました。日本の女房は悪妻ではなく良妻なのだと、悲しみ苦しみは人生の華であり人は過ちを犯すものである。悪妻に型などないのである。