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地球儀
著者: 牧野信一
朗読: 井田愛里紗
総朗読時間:15分58秒
牧野信一による短編小説
祖父の十七年の法要があるから帰れ――という母からの手紙で、私は二タ月ぶりぐらいで小田原の家に帰った。
「このごろはどうなの?」
私は父のことを尋ねた。
「だんだん悪くなるばかり……」
母は押入を片付けながら言った。続けて、そんな気分を振り棄てるように、
「こっちの家はほんとに狭くてこんな時にはまったく困ってしまう。第一どこに何がしまってあるんだか少しも分らない」などと呟いていた。
※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。
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目次
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地球儀
朗読時間:15分58秒
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レビュー
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耳順です。一昔前の旧センター試験問題で話題になりましたね。私小説だが、テスト問題となると点をとれるかなあ。四世代とスピン(輪廻転生)。それに母が絡まり、愛の生成消滅。じっくり読ませて欲しいよね。
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牧野信一という作家を初めて知りましたが、味のある作品だと思いました。地球儀というのは見続けてても見飽きない物ですね。朗読の女性が男性の声も見事に表現されているのには感嘆しました。