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猪鹿蝶
著者: 久生十蘭
朗読: 井田愛里紗
総朗読時間:33分03秒
久生十蘭による短編小説
いつお帰りになって? 昨夜? よかったわ、間にあって……ちょいと咲子さん、昨日、大阪から久能志貴子がやってきたの。しっかりしないと、たいへんよ……あなたを担いでみたって、しょうがないじゃありませんか。ええ、ほんとうの話……誰だっておどろくわ。どんなことがあったって、東京なんかへ出てこられる顔はないはずなのに。そこが志貴子の図々しさよ……終戦から六年、その前が四年だから、ちょうど十年ぶりね。木津さん? そのことなのよ。なにはともかく、大至急お耳にいれておくほうがいいと思って、それでそれはもう、あなたさまのおためになることでしたら、いかようにも相勤めまするでござるだけど、お蔭さまで、今日はくたくた。
※本作品中には、今日からすると不適切な表現が見られますが、作品の時代背景と著者の意図を尊重し、そのままの形で配信いたします。
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目次
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猪鹿蝶
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レビュー
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久生十蘭は小説の魔術師との異名がある作家でいつかは聴いてみたいと思っている人でした。聴いてみると言葉巧みに何でも器用に書く人である印象を受け、真似したいと思いました。また、タイトルを猪鹿蝶としたのは賭け事や騙し合いを表現している事によるものでしょうか。